みなさんこんにちは!
自粛生活もそろそろ1年になろうとしています。
体を動かす機会も以前より少なくなったのではないでしょうか?
スポーツでは無観客での試合が今は日常的になっていますね。
2年前に開催された「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」は、世界各国から多くのファンが訪れ大成功でした。
今まであまり注目を浴びなかったラグビーを好きになった方も多くいらっしゃると思います。
五郎丸 歩(ごろうまる あゆむ)選手の活躍で人気に火が付き、ワールドカップの開催で大人気スポーツとなりました。
私は、高校、大学、社会人と約10年ラグビーをやっていました。
現役時代にもう少し人気のあるスポーツだったら…
私も女の子に、キャーキャー言われていたことは間違いないでしょう(笑)
話はそれましたが、ラグビーは基本的なルールや点数の仕組みが分れば、物凄く面白いスポーツです。
展開が早く攻守が一瞬で変わってしまうので、プレイ中は目が離せません。
そこで今回は、これだけ覚えておけばラグビーが100倍楽しくなる!
と言うポイントを3つご紹介したいと思います。
- ラグビーは何人でやるスポーツなの?
- 点数はどんな仕組みになっているの?
- これだけは知っておきたい基本的なルールとは?
この3つが分かるだけで、ラグビーが格段に面白くなります。
数分で読んでいただける記事なので、ぜひ最後まで読んで下さい。
目次
ラグビーは何人でやるスポーツなの?
ラグビーは1チーム15人で行うスポーツです。
その15人のチームが、さらに二つに分かれて試合を組み立てて行きます。
FW(フォワード)と呼ばれる選手が8人、BK(バックス)と呼ばれる選手が7人で一つのチームになります。
FWはスクラムを組み、ボールを持って相手に突っ込んでいく体格の良い選手が中心です。
BKはボールをパスしたり、キックして敵陣に進んで行く素早く足の速い選手が向いています。
FW(フォワード)
1番 PR(プロップ)
2番 HO(フッカー)
3番 PR(プロップ)
4番 LO(ロック)
5番 LO(ロック)
6番 FL(フランカー)
7番 FL(フランカー)
8番 NO8(ナンバーエイト)
BK(バックス)
9番 SH(スクラムハーフ)
10番 SO(スタンドオフ)
11番 CTB(センター)
12番 CTB(センター)
13番 WTB(ウイング)
14番 WTB(ウイング)
15番 FB(フルバック)
15人のメンバーは、上記のようなポジション名で呼ばれます。
私はFWとしてラグビーをやっていました。
HO(フッカー)以外のFWはどのポジションもこなす、使い勝手の良いプレヤーでした。
(全てにおいて中途半端だったのかも知れませんが…)
FWの1番~3番はフロントロー。
4番と5番がセカンドロー。
6番~8番がバックローと呼ばれ、FWの中でも役割的に3つのチームで構成されています。
BKも9番と10番がハーフバック。
11番~14番がスリークォーターバック、そして15番はフルバックと3つに分かれます。
日本代表には体の大きい選手、背は低いがすばしっこい選手、足が物凄く早い選手。
と様々な選手がいます。
これは、ポジションによって役割分担が決まっているからです。
ポジションによって活躍の仕方が違うので、その点もラグビーを観戦する上で楽しめるポイントの一つです。
点数はどんな仕組みになっているの?
ラグビーの得点方法は4つあります。
その中でも、ボールをキックして得られる得点が3パターンです。
この違いがなかなか覚えにくいと思います。
しかし、一度分かってしまえば簡単ですので、以下の説明をご覧下さい。
トライ
『トライ』とは、敵陣地の「インゴール」と呼ばれるエリアにボールを持ち込んでタッチすることです。
ラグビーの基本となる得点方法で、トライで5点獲得出来ます。
コンバージョンキック
「トライ」が決まれば「トライ」を決めたチームがキックをすることができます。
これを「コンバージョンキック」と言い、ゴールポストの間かつ、クロスバーを越えることができれば2点が加算されます。
ペナルティキック
相手に重い反則があると得られるキックです。
コンバージョンキックと同様に、ゴールポストの間かつ、クロスバーを越えることができれば得点になります。
コンバージョンキックは2点ですが、ペナルティキックは3点もらえます。
ドロップキック
『ドロップキック』はプレーが継続中の場面で、地面にワンバウンドさせたボールをキックする得点方法です。
ゴールポストの間かつ、クロスバーの上を通過させることができれば3点得られます。
非常に難しい得点方法で、WC日本大会でもほとんど見られなかったと思います。
これだけは知っておきたい基本的なルールとは?
ラグビーの反則で基本となるのは
- ノックオン
- スローフォワード
- オフサイド
この3つだけ覚えておけば大丈夫です。
持っているボールを前に落としてしまった!
ピピー!ノックオン!スクラム 帝京ボール!
自分より前にボールをパスしてしまった!
ピピピー!スローフォワード!スクラム 帝京ボール!
中川家の礼二さんが良くテレビでやっていたアレです(笑)
オフサイドだけがちょっと難しいです。
ラグビーは基本的に、ボール(ボールを持っている選手)より後ろでプレーしなければなりません。
それより前にいる選手はオフサイド(プレー参加×)になります。
一度ボールより下がるか、ボールが自身を追い越してからでなければオンサイド(プレー参加〇)になりません。
オフサイドの選手がプレーに参加するとこの反則になります。
スクラムでは最後尾から5m下がった所がオフサイドライン。
ラインアウト(サッカーでのスローイング)では、ボールを投げ入れる地点から10m下がった所がオフサイドラインとなります。
必ずオフサイドラインの後ろからプレイに参加しなければならないのです。
セットプレーだけでなく、プレー中も常にオフサイドラインが存在します。
ボールを持った選手がタックルされ、立ったままで3人以上の密集状態になる事を「モール」と言います。
また、ボールを持った選手が倒れてしまい、3人以上の密集状態になる事を「ラック」と呼びます。
「モール」と「ラック」でのオフサイドラインは、最後尾の味方になります。
ズルをして横から密集に突っ込むと、礼二審判のホイッスルが鳴り反則を取られます。
他にもたくさん反則、ルールはあります。
難しい反則やルールについては、テレビの解説の方の説明に耳を傾けましょう。
「今の反則はノットリリースザボールで、倒れた選手がボールを離さなかったからですね~」
「ここはオフサイドなのでFWは、いったん戻ってプレーしなければなりません」
など、昔と違って今は丁寧に解説してくれています。
ラグビーが面白くなる!観戦する際のポイントを3つ簡単に紹介!
今回はラグビーの基礎知識について記事にしてみました。
ラグビーだけでなく、他のスポーツもルールが少し分かるだけで見方が180度変わってくると思います。
私はスポーツ全般何でも見ますが、まだまだ知らないルールがたくさんあります。
アメリカンフットボールは、よくラグビーと似てると言われます。
しかしルールは全然違います、アメフトは全く別物でこれがまた面白いです。
自粛生活でアニメや漫画に飽きた方は、一度興味のなかったスポーツを見てみるのもいいかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。